2010年7月
これからまさに夏本番である。ナツナツナツナツココナッツで、アイアイアイアイアイランドな、飛んでナツしてしまう。そんな季節になる。健全な青少年育成のために淫らな経験を終わらせた親切な大人が用意する花火大会や夏フェス、夏祭りや海水浴といった各種イベントでは、若者が夜毎てんごを繰り返して成長していく。今更ながら夏休みの生活の乱れを正すべく啓蒙してしまう滑稽な大人の姿が、ケーススタディーで学んで行く彼らにとっての最良の教材になっていることを願いたい。そうだ、君達の健全な成長は、すべて不条理な大人のお陰なのだ。有難く夏を楽しんでほしい。
さて翻って、
ここ数年の僕は、夏がめっぽう苦手になってしまった。暑いというだけで「ミナミっイライラする」状態に陥ってしまう。ことあるごとに「暑いなぁ。暑いなぁ」と夏を嘆いてしまう始末で、食欲減退に比例して、冷やし素麺でお馴染みの「揖保の糸」が食卓に上がることも多くなっている。完全に若者にとっての最良の教材であり、不条理な大人である大変有難い存在となった。しかし、僕には学ぶことがまだまだある。この夏こそ糸を束ねた「揖保の紐」を食べなくてすむように、茹で加減の過ちを繰り返さないケーススタディーを心掛けたいと思っている。よくかき混ぜろということだ。
追伸:
投稿の画像は、今年初めて僕がお目に掛った入道雲(7月17日撮影)。「蝉時雨の降り注ぐ木漏れ日の中、優雅に避暑地で居眠りをする」「縁側で、ビール、かき氷、西瓜を味わう」そんな情景にあなた自身を思い浮かべ、少しでも夏を楽しむためにご活用いただければ幸いだ。決して意地悪をしている訳ではない「ますます、寝苦しくなった」等のクレームは一切受け付けないので悪しからず。また、文中に「揖保の糸」といった固有の商品名が登場するが、口コミ系ブログの広告ではないし、「揖保の糸」の社員でもない。
2010年7月21日 22時37分 カテゴリー:「それでもドロップキック」