僕は、僕の中にあるぼんやりとしたイメージを頼りにして、日々ひとつひとつこれでいいかなと思うものを積み上げながらたし算を基本に生きている。作業としては単純明解でとてもシンプルなんだけど実際はそうでもない。時に血迷ってひき算やわり算をしてしまい後戻りすることになったり、横着をかましてかけ算を使い博打を打ってはアドバンテージを取ったり取られたりと心模様はその瞬間、瞬間で絶えず変化している。そもそもがぼんやりとしているわけだし、そんなものを積み上げれば積み上げるほど、その成り行きが混沌に満ち溢れるのは必然で収拾がつかなくなるのも無理はない。積み上がった混沌を目の前にして面倒が飽和したらやけくそになって無理矢理にでもひとつにまとめ、その一瞬だけは騙し騙しでも晴れやかな気分になれる。といった具合だ。こんな反復運動を続けていると、基本がたし算だからますます複雑になる一方なんだけど情けない話この方法しか見当たらないから困ったもんだ。そして、これにはもうひとつの落とし穴があって経験による知力が積み上げようとする気力の邪魔をしだすから本当にクセが悪い。全ては通過点にしかすぎないと思う。心を置き去りにすることだけは避けたい。3.11から今日で3ヶ月が経つ。
2011年6月11日 00時36分 カテゴリー:「それでもドロップキック」