2011年4月
袋ごと落としても袋と中身が無事にかえってくる袋はなーんだ?
はい、そこまで。ご報告いたします。兼ねてからフリーランスへの転身を考えていたのですが、先日行いました「なぞなぞ診断」の予想以上の反響が大きな自信となりました。ここでいっちょ一本立ちしてやるか!と、「なぞなぞ診断カウンセリング」の国家資格1級を取り開業することにいたしました。ご協力くださいました関係各社の皆さまに厚く御礼申し上げます。また、今後におきましても自己研鑚を怠ることなく一生懸命がんばってまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
日曜日、自転車でブラブラと走っていると後部座席に乗った3歳の娘が背中に突然頭突きをしてきた。僕は大人だから当然そんなことでは動じません。「なにをするんや。痛いやないか」とひとことだけ言って振り返ることなく自転車を走らせていた。何の前触れもなく無言で頭突きをかましてくるとは「わが子ながらエエモン持っとる」なんてことを思っていると、ほどなくしてまた頭突き。「コラコラ、かわいいお嬢ちゃん」心の中でつぶやいて、黙っているとまた頭突き。もひとつ黙ってまた頭突き。おまけにもひとつまた頭突き。いくら大人の僕と言えども、こーなってくると黙っているわけにはいきません。「ええかげんにせーよーっ、さっきからっ。なんで頭突きしてくるんや!」と振り返ってみると、これはこれは、いつ自転車から落ちてもおかしくないぐらいグラグラに揺れながら寝ていました。オレとしたことが…「これはイカン」と思い、自転車をすぐに止めて担いでいたリュックサックを緩衝材の要領で娘を固定して枕がわりに使わせることにした。「ええかげんせなあかんのは、僕のほうです」
しかーし、実はこれが間違いと奇跡の始まりだった。家まで着いて、さて娘を自転車から降ろそうかと思ったらリュックサックがない。「ふははははは。んなわけないやろ?」。いえいえ、そんなことがありまして、娘が落ちることはなくても、春袋(財布)から、免許書から、クレジットカードから、キャッシュカードから、カラになった弁当箱から、○ンタマ袋まで、何から何まで入ったリュックサックを落としてしまった。
とりあえずは娘を家で寝かせ、慌てふためいて走ってきた道を舐めるようしながら戻るも、先日の手袋同然、そんなもん見つかるわけがない。ここからは、お察しのことと思いますがカード諸々の処理、最寄の交番への届け出などに奔走しなければなりません。すべてを終わらせたころには疲れはドッと出るし、なんとも言えない淀んだ気持ちでふて寝をしながら、この世を恨むしかなかった。「ま~ず~しさに~負けた~。いいえ~世間に負けた~」
ぐっすり眠る頭突き娘の横になり、かれこれ30分は寝ていただろうか。その時、奇跡的にジーパンのポケットに入れていて難を逃れた僕の携帯が鳴った。
(感のいい人、もう少しお付き合いください)
「やかましーなぁ」と思いつつ電話に出てみると、今年小学2年生になる上の娘からの電話だった。「パパ、かばんあったで、さがしにいったらみつかった」。ふてくされたオヤジを見かねた天使が自宅から約1.5km離れた場所で奇跡のファインプレーを見せたのだった。そりゃぁ、なんとも言えんこの喜び。その日、1日をバラ色に変えてくれた。
なんとなく過ごしている毎日の中で、人は必ず1日に1回天使に会っているという。それは、疲れ果てて立ち寄った駅の売店のおばちゃんかもしれないし、どうしようもないと頭を抱えている時にかかってくる旧友からの電話かもしれない。気付くか気付かないかは本人しだいらしい。僕は、鈍感だからわかりやすい天使に会えないと気付かないけど。
おまけ:
「おーおー、またなぞなぞですか。答えは簡単Come Back」なんて思ったあなた。僕は、そんなあなたが心配でなりません。あなたは素直で純真なのですが、その反面、思い込みがはげしいようです。また、あなたは自分の中で様式化してしまったことをみんなの常識だと思ってしまう傾向にあるようです。そんなことでは、僕のような人間に簡単に騙されてしまいますよ。もう、お分かりですよね。
2011年4月19日 20時12分 カテゴリー:「それでもドロップキック」