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いける日刊・たまたゆ新聞とは

政治、経済、金融、芸能、スポーツ、芸術などなど、お偉い方々があたかも世の中の歴史をつくっているかのようですが、そのかたわらで、ささやかながらに喜びを見いだしたり、また困難に対峙する時には工夫をこらしてジワジワと変化、変革をくりかえしてつづられる大多数のなにげない歴史があったりします。いける日刊・たまたゆ新聞では、そんな大多数の小さな出来事の集積の一部ををいける日（書ける日）に、日記者が「いける（いけてない）」と感じたことを日記事として記録、掲載していきます。 >>詳しくはこちら

2011年9月

公園で麻雀「あっ、カン」

大阪市内の公園・撮影（た）

大阪市内の忙しない都会の一角にある公園から、青空麻雀を楽しむご機嫌なおっちゃん達の姿が消えた。
この青空麻雀を楽しんでおられたおっちゃんは60～70歳代くらい。自前のテーブルと椅子で作った一台の雀卓を雨の日以外はワイワイと囲んでいた。大阪府男性会社員（39歳）によると「昼休みにちょくちょく弁当をひろげに公園に来るけど、いつもポンだのチーだの、リーチだのロンだのと十数人のおっちゃんの景気のいい声が聞こえていて、いつかは仲間に入れてほしいものだ。なんてことを思っていたんだけど…」という。

この公園、緑も多く遊具も充実しており環境は整っているが、「野球禁止・サッカー禁止」の看板がたてられていてこどもの姿は見えない。因みに「麻雀禁止」の看板はなかった。ゲートボールは可。筆者、「野球OK・サッカーOK」「麻雀OK」の公園なんて魅力的だと思うのだが、実際はそうも行かないのが現実のようだ。お決まりの排除でないことを祈る。こどもにとって魅力のない公園がまた少し静かになるわけだが、こどもとおっちゃんはいずこへ。そして、誰もいなくなったこの公園はいったい誰のものなのだろうか。【大阪市】

2011年9月8日 23時19分　カテゴリー：いけるせいかつ