2013年6月
何かほしいものはないのかな?いやいや、僕が「ちゃんとしろ」と言っているのは、君のやり方について言ってるわけじゃないんだよ。帰りにチーズでも買ってかえろうかな?薄情にも時間が止まってほしいと願う瞬間があるんだ。傘をさそうかさそまいか?おいおい、君にできなかったことを僕に押し付けないでくれよ。ただ、君と僕でならなんとかなるんじゃないかな。今日も楽しく過ごせているのかな?そりゃ成功の喜びをいつだって強く望んでいるよ。そのあとに待っている困難に脅えながらね。ああ、タバコを買おうと思っていたのに…。価値っていったい何なんだい。乱暴な言い方をすると、僕や君が作り出した妄想なんじゃないか。本当に必要なものは座り心地のいい椅子。つまり居場所なのかもしれないだろ。どうも4弦がビビるんだよ。まさか偉そうにあぐらをかきたいってわけじゃないだろうな。今日は一緒に風呂に入りたいな。何を考えているのかさっぱりわからないよ。もう少し音を下げてくれよ。
忙しない朝、南北に走る幹線道路を南方へ自転車を走らせる。目の前の信号が青から赤へ変わろうとする交差点。僕の進行を遮るように50代半ばのおやじが「鬼嫁、時々、ドエム。」と描かれたTシャツを着て横切って行った。
じんわりと汗をかいている。そういうことか。と思う。
2013年6月11日 22時04分 カテゴリー:「それでもドロップキック」