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いける日刊・たまたゆ新聞とは

政治、経済、金融、芸能、スポーツ、芸術などなど、お偉い方々があたかも世の中の歴史をつくっているかのようですが、そのかたわらで、ささやかながらに喜びを見いだしたり、また困難に対峙する時には工夫をこらしてジワジワと変化、変革をくりかえしてつづられる大多数のなにげない歴史があったりします。いける日刊・たまたゆ新聞では、そんな大多数の小さな出来事の集積の一部ををいける日（書ける日）に、日記者が「いける（いけてない）」と感じたことを日記事として記録、掲載していきます。 >>詳しくはこちら

2012年12月

いま、おもうこと 21

それはそれは何にだって、「じょうず、ヘタ（優、劣）」という厄介な呪いがかけられている。
じょうずが善で、ヘタが悪。どこからくるのか知らないけれど、この呪いは、なぜか最初の一筆目にやってくることが多い。これにとらわれてしまうと、最初の一筆で可能性をもぎ取られて、ありもしないしょうもない自分だけを残してしまったりするから本当に気を付けないといけない。

大切なことは、まずは色々とやってみること。そして、「やっていることが、一時的に無駄に思えているのだ」と気付くこと、気付いたそれからは、その無駄に思えたことが何度も自分を助けてくれるという事実を知ることだ。じょうず（優）が成功で、ヘタ（劣）が失敗とは限らない。もちろん見極めも必要だけど、「ヘタな鉄砲、数打ちゃ当たる。この世の中は、勘違いで成り立っている」。それくらいでないと、何かと失礼なのではないか。と、そう思う。

2012年12月11日 22時09分　カテゴリー：「それでもドロップキック」